軽率は力なり

↑座右の銘

KAT-TUN東京ドームコンサート「9uarter」感想 (2015年5月9日、10日)

 

 

来たぞ東京ドーーーーーームッ!

 

というわけでKAT-TUNのホームと言われる東京ドームでのコンサートに初めて行ってきました。新米ジャニオタには歴戦のジャニオタの皆様のようなレポなんてもんは書けない!のでこれはレポじゃなくてただの感想です。行った人にしか伝わらない不親切仕様!しかもだいたいツイッターのログです。あとセトリ順でもなんでもなくて順番バラバラだし、9日の感想も10日の感想も一緒くたにぶっこんでます。ご容赦くだされ!

 

ちなみに9日は田口担のカズさんと、10日はハロオタ仲間のフォロワーさん(KAT-TUNどころかジャニーズのコンサート初めて。刀剣乱舞にハマっている)と入りました。

9日は天井真ん中寄り、10日は1階スタンドほぼドセンターという最高にバランスの良い席で見れてありがたかったです。チケ運の神様本当にありがとうございます…。

 

 

<Japonesque>

 

 

ジャポネスク最高でしたな!!!!!

もうこんなテンションでずっと見てた。

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二日間で合計30回ぐらい「ありがたい!」って言ってた気がする。

般若面被った亀梨くんが和服でしゃなり…しゃなり…とメインステージ歩き始めた時点で「ヤバいものが来る…!」という予感しかなかったしその予感を裏切らないステージでした。でっかい扇で顔隠した亀梨くんがソロソロと扇を閉じてその美しいお顔を見せてくれたときには「カズヤ…綺麗よ…( ;∀;)」って私の心に住むオカマバーのママが涙を流していた。

 

布がビラビラ重そうでゴテゴテのファー付きの和服衣装!桜の花びら舞う中での二次元的美形たちによる番傘での舞!和太鼓!日本刀での見栄!殺陣!サイッコー!!!!

オタクが好きなものがこれでもか!これでもか!!!ってぐらい詰め込んであった素晴らしいジャニーズトンチキワールドでございました…。刀で首筋なぞるのほんとたまらんかったな…。「キャー!!!////」とかじゃなくて「ギェー!!!」「ギャー!!!!」って悲鳴があたりから上がってたし私もあげていたよ。あまりの美しさ、格好良さに「こ、殺してくれ…!」って思った。

 

めちゃ格好いいシーンなのに頭にかなり大きいピンクの花びらが付いちゃっててモニターに抜かれるたびに周りから「ちょっw えっ…w」「可愛い…w」なんて声が挙がっててドーム中の空気がうふふ♡って感じになってたのすごい面白かった。

「頑張ってキメてんだから笑ってはいけない…!」と思いつつもどうにも可愛くてあかんかった。中丸さんのここぞという所で意図しない隙見せちゃう感じなんなの。

10日はもうドストレートに怖格好良かったです。たたっ斬って殺して欲しかったけど刀が汚れるからイヤって断られそう!生きる!

 

曲は「MOON」来るぞ~!と思ってたらまさかの「GOLD」「楔」「Lovin'U」の和風アレンジという!どれもアレンジめっちゃ良かったので、あのバージョンの音源も欲しいぐらい!GOLDと楔ってあんな風に使うことも出来るんだなぁ…。

 

<Rock>

「KAGUYAならぬKAZUYAが籠に乗ってお月様に帰っていってしまったわ…。♪君の名はなよたけのKAZUYA…振り向いてくれKAZUYA…」と思ってたら籠の扉蹴破って出てきたゴリゴリグラサンヤンキーTATSUYA!「うわ~タバコまでふかしちゃってゴリゴリしてるぅ~!」と思ってたらそのタバコポイ捨てして籠燃やしちゃったよTATSUYA!ちなみにその籠、滝沢歌舞伎からの借り物らしいよTATSUYA!!

 

そして曲がRESCUE、PHOENIX、STAR RIDER、GIVE ME,GIVE ME, GIVE ME、FIRE and ICEという、邦楽ロック育ちの私が大好きな超ゴリゴリナンバーばっかで天才かよタツヤウエダ~!ありがとう~!!!ビジュアル面でもこういう場面でも、KAT-TUNのゴリゴリ感を一身に背負ってくれる上田くんってほんとありがたい存在だな~。

 

というかPHOENIXとFIRE and ICEってあの日、あの時、あの瞬間のカウコンのための曲でもうやることはないんだろうな、と勝手に思っていたのでまたやってくれたのにはビックリした。特にPHOENIX!嬉しかったな~。PHOENIXのイントロかかった瞬間「ええええー!?」って言っちゃったもん。

 

 スタライだったかな。田口くんは体全体をめいっぱい動かして色んな方向にスモーク噴射してて「キャー!田口くんアイドルー♡」って感じだったのに中丸さんはあんま動かずに仁王立ちで一箇所集中攻撃って感じだったんで「消防活動か農薬散布かな…?」って思ったw

お互いスモーク掛け合う市ヶ谷に関しては本当にありがとうございました。

 

<Digital>

田口くんが格好良すぎて意味がわからない!!!!!!!

 衣装が宇宙服っぽくて現実味なさすぎた!ヤバい!あのスタイル、あの衣装でFLASHに合わせてあのキレッキレのダンスするのヤバい!本当に意味がわからなかった!!!!「嘘でしょ…!?」って感じだった。田口くんの存在が。

はぁ~~~田口くんってほんと世界一格好いいよ…。いや銀河一だな…。

 

「COME HERE」「GIMME LUV」「LOVE」「THE D-MOTION」を4人がそれぞれ同時に歌うこういうのはマッシュアップというらしい!(今回ので学んだ)

正直マッシュアップというものに馴染みがなさすぎて初日は「なんだこれは…!?何が始まったんだ…!?」ってビックリして終わっちゃったんだけど(w)、こういうものだと心の準備をした上で見た2日目はめっちゃ格好良かったし面白かった!歌で戦ってる感があって良かった!

すごい冒険心あってこういうの良いと思う。ドンドン攻めてこ!!!

 

<Shuffle>

 ぺぺ!

 

 絶賛しかしてなくて恥ずかしい!けど本当に本当に今回のボイパコーナー好きだった。

 私、他人を弄ったり使ったりして取る笑いって笑いとして二流、三流だと思っていて、自分自信をネタにしたり自分の身一つで取る笑いがすんごい好きなんですよ。落語とかがそれに当たると思うんだけど、笑いってそこまでいくと「芸」だなって思ってて、今回の中丸さんのボイパコーナーは本当にこの「芸」の域だったなって思う。

 まずボイパ自体がハイレベルなものであることが前提としてあって、そのボイパと顔芸を映像のタイミングをキチッと合わせてくる技工、素直に笑えるその内容のわかりやすさ、「お客さんが静かにしなかったせいだ」でぶっ込んでくるひねくれた笑いっていうバランスがすごい。あと中丸さんってボイパ中に客が拍手するの嫌がるけど、「これからマイク無しで喋るのでお静かに」って字幕出すことでスマートに拍手止めてて、その計算高さも「上手ぇ~!」って唸った。

その上ファンに対する感謝の言葉まで笑いの中に混ぜ込んで述べられちゃっててさ~!たまらんな!

誰も嫌な気持ちにさせない上品さ、構成の美しさ、わかりやすかったりシニカルだったりする笑いという色んな要素が全部ギュッと詰め込まれててめっちゃ笑ったと同時にすごいゾクゾクしたし感動した。センス・オブ・ワンダー

  いや~この人は自分がこだわりも自信も持ってるボイパという武器をこんな風に料理して笑いに昇華することも出来るんだなぁ…って 感心したと同時にセンスの良さに恐れ入った。中丸さんって自分がやりたいこととファンサービスのすり合わせがほんっとうに上手だ。愛するぞそのセンス…。

以上!どんだけ今回のボイパコーナーがツボだったかって話でした。長ぇわ!

 

 

そしてまさかの「KAT-TUN大忘年会」復活ゥ~!フ~~~~ゥ!!!!

田口くんがね田口くんがね、二日間ともほんっとうに素敵だった!!!!

1日目は上田くんのAOL、2日目は中丸さんのSTEP BY STEPだったんだけど、どっちもその場で「キー2つ下げて~!」って音響さんに指示だして完璧に歌い上げてた。しかもダンスまで完璧とか流石にちょっと意味わからない!上田担や中丸担ですらそこまでなかなか出来ないぞ多分!KAT-TUN担の田口くん素敵すぎる!

ステバイが当たったときなんか「やったぁこれ好き!俺完璧に歌えるよ!」的なこと言ってた気がするけど、本当に完璧だったね!どんだけ普段から歌い込んでんの!

私が「たっ、田口くん…!好き~~~~!!!!」って本格的に田口くんのこと好きになったのは、2014.12.30カウコンのKAT-TUN大忘年会で中丸さんのFILM当たった時にキー2つ下げて完璧に歌い上げた時だったんだけど、今回の東京ドームでもその再来を見た。12.31カウコンのマリアン以外はメンバーのソロ曲全部完璧に歌えたってどんだけKAT-TUNのこと好きなのって話じゃん…。

KAT-TUN大好きというのを日々の言動でもって伝えてくれることで、KAT-TUNというグループが好きなファンの気持ちを満たしてくれる田口くんは最高のスーパーアイドルだよ…ッ!

田口くん…You are my special star…(@FLASH

 

普段田口くんのこと雑に扱っておきながら田口くんの「誓心」をキチッと歌ってダンスまでちゃんと踊ってた中丸さんもありがとうありがとう…。良い市ヶ谷案件だった…。市ヶ谷好きだわぁ…。

 

 

「お客さんとKAT-TUNKAT-TUNのRealFaceを歌う」って出てからのまさかの「Real Face」カラオケ!

もうこれもめっちゃくちゃ遊び心あって楽しかった!セピア色で謎展開おもしろ可愛い映像とか、ちゃんと♥とか♠でパート分けされた歌詞とかちゃんとカラオケ風になってて映像凝り過ぎ!しかも「チッ」を客にやらせてくれるとか最高すぎる!あんなに楽しく「チッ」って舌打ちしたの生まれて初めてだよ!w

歌ったりメンバー見たり映像見たりで忙しくてじっくりカラオケ映像見れなかったので早く円盤でしっかり見たいな~!

 

続いてシャッフルKAT-TUN!待ってた!!!

ぼかぁキラリトが本当に本当に好きでね…KISS KISS KISS発売になってからもうマジで毎日聴いてる。

お揃いっぽい似たテイストの衣装で、ストリートダンサー風のJr.たち従えてガッシガッシ踊る市ヶ谷最高だった。「こういうのが見たい~!」っていうのが完璧に再現されてて至福すぎた。もうキラリトは野鳥の会スタイルで一秒も逃さず見るって決めてたんで、イントロ流れた瞬間から双眼鏡構えてたんだけど、見てる最中目が乾いてコンタクト剥がれそうになって自分の目にキレてた。(瞬きを惜しみすぎ)

田口くんの衣装の丈が絶妙だったな~。スタジャンテイストなのにトレンチコートみたいな丈ってのが新鮮で可愛かった!

 

それにしてもボイパコーナー、KAT-TUN大忘年会、Real Faceカラオケ、シャッフルKAT-TUNと、中丸さんのプロデュースコーナーって完全にエンターテイメントコーナーだったな…。めっちゃ面白かったです。ありがとう中丸P…あんたに着いて行けば間違いない…。

 

<Dead or Alive, RAY>

ドアラ、ギラッギラの衣装で無駄に階段上り降りする演出で「わかっとる…!KAT-TUNは自分たちが階段上り降りする姿が超絶格好いいことをわかってる…ありがたい…」って感じだった。階段上り降りさせたら女は宝塚、男はKAT-TUNやで…間違いない…。

 

 コンサートの山場にシングル曲でなく、カップリング曲のRAYを持ってきちゃうKAT-TUNのセンスほんと信じられる。曲が発売になったその日からファンが「RAY…!これはヤバい…!」「コンサートではレーザーギラギラにしてやって欲しい!!!」って口々に言ってたけど、本当にその通りの展開になったからKAT-TUNの需要のわかりっぷりには感服する。

イントロ流れた瞬間からすごいものが来るという雰囲気バリバリだったのでカズさんと「ヤバい…革命始まる…!」って言ってた。

これは1日目に天井席から見れて本当に良かった。レーザーと炎の演出が綺麗すぎた。「天井席でも楽しいKAT-TUNのコンサート」という評判は本当だったんだ…って感動した。

フォロワーさんが「RAYは革命前夜の言い知れぬ高揚感の中で街中はひっくり返って、色とりどりの花火や、花火の音に紛れた銃声も轟いているようなそんな世界の中で、崩壊しそうなレンガ造りの時計台の窓辺からその音を聞きながら抱き合ってるってイメージ」って仰っててそれがとっても素敵だった!採用!!!

特効で生じた煙を切り裂いて伸びる色とりどりのレーザーが本当に美しくてね…。コンサートで、東京ドームで、煙で目の前が視界不良になるんだよ。天井席から見るその光景が、革命の風景を時計台から見下ろしてるみたいで、期待や安堵や不安や絕望や諦めなんかが入り混じったようななんとも言えない気持ちになった。なんか本当に魂が東京ドームから、世界のどこかの革命が起きてる国に飛んでいったみたいな感覚だったなぁ。こんな感覚味わえるコンサートきっと他にないよ…。

は~RAY大好き…。また早く見たいから早く円盤出て…。あわよくばマルチアングルにして…。

 ちなみに9日は雨、10日はお昼ぐらいまで超晴れてたのに開演時間迫るといきなり雲行き怪しくなってきて、KAT-TUNの雨男っぷりに笑ったんだけど「まぁ革命始まるからしょうがないな…」って言いながらドーム入場した。

 

 

以下、細々とした雑多な小粒感想!

あと9日の序盤の挨拶のときに「さぁみなさんご一緒に~!」っていきなり言い出したから「えっ、一緒にって…何を…!?」って戸惑ってたら中丸さん「わっしょーい!」って言い出して 、そのままみんなでわっしょいわっしょい言って、「おっけーい!」って言われて終わったの謎すぎてめっちゃ笑った。変な人!

 

 コンサート終わってもう1週間になるけど、毎日この春夏秋冬の田口くんのこと思い出して「田口くん…ハァ…」って思ってる。懸想ってやつだよ。

中央の画面を4つに区切って一人一つの季節を担当するっていうアイディア良かったな~!素敵な演出だった。

フォロワーさんが「いつーかリングー買って I promise you したのに…って歌詞のところで隣のお姉さんがリングライト見て『ハッ! アイプロミ…だめじゃん、これ別れてる!!!』って言ってた」ってツイートしててめっちゃ笑った。

 

 

NEWS担のフォロワーさんが初めてかつんコン来て「コンサートなのに誰も『子猫ちゃん♥』とか言わないんだ…」って言ってたけど、認識の差にビビる。

 

2日目の「それぞれの空」で田口くんがすごく泣きそうな顔で歌ってて「わぁ~田口くん表情の作り方上手い~♡」とか思ってのんきに見てたら挨拶の時ようやく田口くんが本当に泣いてるのに気付いた。「あわわわわどうしたの田口くん…!感極まっちゃったの…!?」って思ってたんだけど、その後中丸さんがちゃんとフォローしてたので「お兄ちゃん…!」って感じだったし中丸さん本当にありがとうって思った。

田口くんって普段、年上の中丸さんのことぜんっぜん敬ってないしなんならちょっとナメてるし、中丸さんは中丸さんで田口くんのこと雑に扱うし、市ヶ谷のそういう関係性がすごく好きなんだけど、そういう普段の関係性を見てる上でのこの肩組みながら歌ってる姿には相当グッときた。

田口くんはKAT-TUNを愛してるし田口くんも愛されてるなぁ…って嬉しくなった。KAT-TUNっていいグループだなぁ…。

 

 今回のコンサートの数日前に上のツイート見てたから亀梨くんのこの挨拶がすごくタイムリーで、「そう!そうなの…!!!」って気持ちがブワッとなった。こういうことをちゃんと言葉にして真正面から伝えてくれるのが亀梨くんの最高に素敵なところだ…。

 

あとパンフの話なんだけど、上田くんのインタビューがすんごく良かった。

今回のライブの”4分の1(=quarter)”というコンセプトは、メンバーみんなで決めました。(中略)ただ、このコンセプトを表すには4つの世界観、4つの要素を作り上げなきゃだから、けっこう濃厚なライブになると思う。その4つの要素というのは、必ずしも4人の個性を指してるわけではないんだよ。あくまでKAT-TUNが持つ4つの側面っていうか。このコーナーが誰の担当、あのコーナーは誰の担当、というよりかは、4つとも全部”KAT-TUNが担当”なんだけど、だけどほんのり(各コーナーを)”背負う”人が一人ずついる、みたいなイメージ。

 これ!これ読んでからライブ見たら本当にその通りだなと思った。

ライブ前に各メディアで「今回のライブは四人の個がより現れるライブになると思う」的なこと聞いてたから「ソロ多めなのかな~」って勝手に予想してたんだけど、こういう方向性で来るとは…!って膝を打った。KAT-TUNって各々が自分の背負ってるパブリックイメージや役割をちゃんと認識していて、バランスのとれた本当にいいグループだ。

 

過去には色々あったんだろうけど、一年くらい前に好きになったばっかりの私はまだKAT-TUNで全然つらい目には遭ったことがないどころか、好きになってからこっち最高の思いしかさせてもらってないので、このまま安心してついて行こうと思ってるし、すごく良いグループを好きになったなぁと思ってる。

というわけで9uarterコン最高でした!KAT-TUN~!好きだ~!!!今後も期待してます!!!!

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