KAT-TUN嫌いだったKAT-TUN世代が今更KAT-TUNに落ちた話
初めまして。和泉(いずみ)と言います。仁亀ごくせんや修二と彰の青春アミーゴ、KAT-TUNデビューあたりの時期に中高生をしていた現在20代半ばの女です。多分女子が一番ジャニーズにハマりやすいのが中高生という時期で、私の場合はその時期が上述のようなあたりだったので私の世代はKAT-TUN世代ということになるんじゃないかと勝手に思っています。そんなKAT-TUN世代でありながらKAT-TUNが嫌いだった私が今になってKAT-TUNに落ちた話をさせて下さい。
KAT-TUN世代とは言っても私ごくせんとか野ブタをプロデュースとか、そのへん全然通過していません。父親の教育方針でTV(特に民放やバラエティや音楽番組)から隔離された生活をしていたので、22歳で一人暮らしを始めるまで私の芸能知識はもう本当に驚くほど乏しいものでした。テレビをまともに見るようになったのはここ数年です。どれぐらいテレビや芸能から隔絶された人生を送ってきたかというと
・実家の自室のテレビはどのチャンネルに替えてもNHKしか映らないように設定されてNHK受信専用機と化していた(高校生の時にはこのテレビすら没収)
・リビングで民放見ようものなら父親が文句言ってくるのでもう面倒でTVを全く見ないようになる
・嵐メンバーの顔と名前が全員一致したのが2013年夏
・仁亀がごくせんに出てたのを知ったのが2014年でKAT-TUNにハマってから
・高校生の頃あちこちで耳にしていたので流石に青春アミーゴのサビくらいは知っていたけど、それを歌っていた修二と彰が亀梨くんと山Pだったのを知ったのも2014年
・名前だけは流石に知っていた亀梨くんの顔をちゃんと認知したのが堀田家BAND(2013年11月の音楽番組に堀田家BANDが出ていて「何このイケメン誰!?美しすぎない!?えっ、亀梨!?これ亀梨なの!?亀梨ってこんなにカッコ良かったの!?」ってツイッターで実況しながら騒いでいた。あの亀梨和也をまさかの堀田家BAND認知)
という感じ。我ながら酷い。今にして思うと、これだけ世間にジャニーズが溢れていながらよくもここまでジャニーズと関わることなく生きてこれたものだと思う。
ご覧の通りジャニーズと関わることはなかったし、ジャニーズは追いかける対象どころかむしろ嫌いでした。見てもないのになんで嫌いかって言われるとまぁ「顔が良いだけのチャラチャラした男どもがもてはやされているのが気に食わない」っていうよくある上につまらない理由だったのですが。
ジャニーズというもの自体が嫌いだった頃、KAT-TUNは特に嫌いでした。これも何か嫌いになる特別な理由があったわけではないんですが
・デビュー前後、メディアへの露出が多く、特にもてはやされていた
・見た目が他のジャニーズに比べて明らかにチャラチャラ不良っぽかった
・気怠そう、やる気無さそう、スカしてるというイメージだったのでなんでこんなのが人気あるのか理解出来なかった
という感じでしょうか。
こういう状態のままジャニーズとは何の接点も持たない二次元オタ(漫画が主食)として生きてきたのですが、2013年に「うたの☆プリンスさまっ♪」という男性アイドルがテーマのゲームにすっ転んでしまい、うたプリの勉強のためにいよいよジャニーズに手を出すことになりました。これが私とジャニーズとの出会いです。この話をするとまた長くなるのでそれは別の機会に。
そんなこんなで嵐を中心にぽつぽつと静かにジャニーズを勉強していた2013年冬、コンビニの雑誌売場で衝撃的なものを目にします。V6の岡田くんが名も知らぬ超絶イケメンの肩を抱いて寄り添っている漫画雑誌の表紙です。(↓拾い画像)
「何これ誰!?上田竜也くん!?KAT-TUNの人なの!?美しすぎない!?!?!」
和泉に電流走る…ッ!
その後もことあるごとにこのこと呟いてたのでどれだけ衝撃だったかがお分かり頂けることと思う。漫画アクション、罪な雑誌…。
前、なんかの漫画雑誌の表紙を寄り添いあった上田くんと岡田くんが飾ってて「な、なんじゃこりゃー!!!!神が嫉妬する美しさ!!!!」ってコンビニで唖然した記憶。
— 和泉 (@ddizumi) 2014, 5月 21
いつだったか、漫画雑誌の表紙が上田くんと岡田くんのツーショットで「ななななななんだこの美しい二人組は…!?!?」ってなってそこで初めて上田くんを認識したのでした。あの表紙二人の顔近すぎて意味わからんかった…。どっかに画像落ちてないかな…また見たい…。
— 和泉 (@ddizumi) 2014, 7月 17
この時点では既に亀梨くんの顔も認識していたので、KAT-TUNの4人中2人の顔と名前を覚えたことになります。
そしてこの後、うたプリとジャニーズがお好きな方とツイッターで仲良くなったのですが、この方が一時期田口くんの格好いい画像をRTしまくってたので「えっ、この人もKAT-TUNなの…?格好いい…!!」という流れで田口くんを認識する。ステマ大成功。(この後もこの方には色々オススメや情報を教えて頂いたり、KAT-TUNの手ほどきを受けました。あなたが居なかったら私はKAT-TUNには絶対手を出してなかったので本当にありがとうございますこれからもよろしくお願いします、という気持ち。いつかお中元かお歳暮を贈りたい。)
メンバーの3/4を把握したことだし、いよいよKAT-TUNのCDに手を出すか…と思いTSUTAYAで「楔」とか借りてきたんですが曲がまた好みなんだこれが!厨二とROCKが好きだったのでKAT-TUN楽曲の方向性は自分の嗜好にドハマりだったのです。アニソンとかサンホラとかJ-ROCKが好きな人はKAT-TUN楽曲きっと好きだと思う。二次元オタと最も相性のいいジャニーズKAT-TUN!
そしてアレですよ運命のカウコン円盤発売です。
COUNTDOWN LIVE 2013 KAT-TUN(初回プレス分) [DVD]
- 出版社/メーカー: (株)ジェイ・ストーム
- 発売日: 2014/05/14
- メディア: DVD
- この商品を含むブログ (4件) を見る
この時点でもツイッターでジャニオタの方を数名フォローしていたんですが、その方々の担当グループはV6、HeySayJUMP、NEWSなどなどの方ばかりで、KAT-TUN担は前述の方一人しかいなかったのです。なのにこのカウコン円盤が発売になるとKAT-TUN担でない方々もこぞってこれを買ってしかも全員が全員絶賛していたのです。
その様を見て、これはきっと何かある。素晴らしいものに違いないと思って私も購入しました。本格的にKAT-TUNにすっ転んだのはこれのせいです。
今まで行った他のアーティストのコンサートとは明らかに種類が違った。 PHOENIXからFire and Iceへの流れは完全に宗教儀式。最高。 火は出るわ大量の水は出るわステージが動くわ衣装がギラギラビラビラ豪華だわで「あぁこれはコンサートじゃなくてショーなんだ。私がテレビで今まで見ていたKAT-TUNはもちろん格好良かったけれども、あれは彼らの格好良さの氷山の一角だったんだ。彼らの本分はあくまでショービジネスなんだ」「このショー行きたいな。生で見て体感したいな」と思っていたら2014年もカウコンやるよ!という情報が流れてきたのでいよいよファンクラブに入り、カウコン申し込み、神奈川から大阪まで遠征して12/30のカウコン入ってきました。
素晴らしかった…本当に素晴らしかった…。KAT-TUN美しい美しいとは思っていましたが生で見たらテレビやDVDや写真で見る何倍も美しくて格好よくて本当にビックリした。
終演直後の感想ツイートをご覧下さい。
あ〜〜〜〜〜〜KAT-TUNカッコよかった…。目ぇかっぴらいてずっと見てたから目が乾いた…。しぱしぱする…。
— 和泉 (@ddizumi) 2014, 12月 30
人は圧倒的な美の前には( ゚д゚)ポカーン…とするしかないのだなと思いました…。
— 和泉 (@ddizumi) 2014, 12月 30
@mash_sally ささささささおりさん!!!田口くんめっっっっちゃかっこよかったです!!!!!!!KAT-TUNみんな格好超良かったです!!!!!!!!!!
— 和泉 (@ddizumi) 2014, 12月 30
@mash_sally 四人が四人ともめちゃんこ格好良くて私は目と口かっぴらいてペンライトを振ることしかできなかったです…!!!いやーなんか…生で見ても二次元でした…。
— 和泉 (@ddizumi) 2014, 12月 30
田口くんがすげぇ格好よくてすげぇアイドルだった…。うちわとかMCとかだとあんなふにゃーんってしててただただ可愛いから男子小学生見てるみたいな気持ちになるのにパフォーマンス始まったら「プロだ…!アイドルだ…!」って感じでギャップ萌えがヤバかった。
— 和泉 (@ddizumi) 2014, 12月 30
上田「今回のうちわは自分たちでプロデュースしたんだけど、田口のはあれ何?」 田口「えっとね、カワウソとかに吹き出しをつけた!」 上田「なんでそれをしようと思ったの?w」 田口「えっ…。可愛いかなと…思って…」 私(可愛いようちわも田口くんも!😭自信持って!😭)
— 和泉 (@ddizumi) 2014, 12月 30
うちわ4種 #kat_tunカウコン pic.twitter.com/7XSjvtiYG9
— ヤ〜ヨ (@yak0423) 2014, 12月 30
田口くんのダンスとあの過剰に八頭身なスタイルを生で見た時の衝撃がすごすぎた。MCとかの可愛さとパフォーマンス中の格好良さのギャップが素晴らしい…。同一人物とは思えない。うちわ可愛すぎたから欲しかったのに私が行った時点でもう売り切れだったんですよ~!悔しい!おもち。
っていうか中丸さんめっちゃ格好いいな???????
— 和泉 (@ddizumi) 2014, 12月 30
中丸さん生で見たら格好よくてすげぇビックリした…。なんか堂々としてるのに身体細くて華奢で声もショタっぽいから「少年王だ…!」って思った…。少年王(31歳)。
— 和泉 (@ddizumi) 2014, 12月 30
なんか中丸くんとかゆっちとか呼べないと思ったので今日から中丸さんって呼びます…。
— 和泉 (@ddizumi) 2014, 12月 30
中丸さんのヒューマンビートボックスとなかまるーぷましんがなんか普通にめっちゃすごくて、中丸さんすごいなと思いました。小学生の感想以下だなこれ!
— 和泉 (@ddizumi) 2014, 12月 30
いやそれにしても中丸さん格好良かったな…。いや落ちてないですけど中丸担とかじゃ全然ないですけど。
— 和泉 (@ddizumi) 2014, 12月 30
亀梨「今年は今まさに上映してるバンクーバーの朝日とか、来月公開のジョーカーゲームとか色々出させて頂いて…」 中丸「そうねー。カメさ、そのバンアサはさ」 亀梨「バ、バンアサ…?w」 オタ 。oO(((バンアサ…))) 中丸「あぁ、バンクーバーの朝日のことですよ?」
— 和泉 (@ddizumi) 2014, 12月 31
中丸さんやっぱよくわからない。
— 和泉 (@ddizumi) 2014, 12月 31
生で見て一番衝撃的だったのは中丸さん。正直このカウコン入るまであんまり中丸さんに興味なかったというか、中丸さんの良さがイマイチわかってなかったんですが、色々すごいスキルの持ち主だというのがわかったし、あの独特の性格と言語センスがすごいじわじわ来て魅力がようやくわかってきた。あの人底が知れないけど。本当に細くてスタイルがいいし、「ウィーン少年合唱団かよ!?」という美しすぎるクリスタルハイトーンボイスが超好き。あんなに目と表情筋の死んだ人からあんなに美しい歌声が出るなんて信じられない。
噂には聞いてたけど上田くんのソロすごかったな。めっちゃ怖格好良かった。ギャングの親玉みたいな衣装来たアイドル!子分(役のダンサー)に葉巻で根性焼きするアイドル!瓶で何度も子分を殴りつけるアイドル!その殴る音に合わせて「パン!パン!」と手拍子するオタ!狂気!!!
— 和泉 (@ddizumi) 2014, 12月 30
ギャングの親玉上田くんが子分引き連れて大股でセンステに移動するとこたまらんかったわ…。「世はまさに世紀末!」だった…。
— 和泉 (@ddizumi) 2014, 12月 30
そうだ、あと青い革ジャン着た上田くんが格好よすぎて「なんじゃこれ…」って感じだった。理解の追いつかない美しさだった。なんなんだろうあの美しすぎるアラサー四人組。
— 和泉 (@ddizumi) 2014, 12月 30
上田くんの美しさに相当やられていた。さすがコンビニの雑誌コーナーで私を一本釣りした美貌。AOLのパフォーマンス大ッッッッッ好きなので早く円盤出てくれ~!
亀梨くんは可愛かった。ひたすら可愛かった。アイドル・オブ・アイドルだった。なんかもうそれしか言えねぇ。美しすぎる顔面だった…。
— 和泉 (@ddizumi) 2014, 12月 30
KAT-TUNをちゃんと見るようになるまで、亀梨くんって「すごいスカした格好つけたジャニーズの人」ってイメージだったんですが全然違うのね。ぶりぶりのアイドル・オブ・アイドルだったのですね…。決め所をちゃんとわかってるプロアイドル。私ハロプロオタでもあるので「亀梨くんって道重さゆみだ…」って思いました。尊敬しかない。
KAT-TUNがもてはやされていたデビュー前後や色々なことがあって騒がれていた時、一番メディアへの露出が多くて一番矢面に立っていたのってやっぱり亀梨くんだったという記憶があるんですが、そのせいで昔は勝手に亀梨くんにすごくマイナス印象を持っていました。出る杭は打たれる的な。今思うとこんなに真摯に頑張っている人に大して失礼だし勘違いにもほどがあったんだなぁ、っていう申し訳ない気持ちです。誤解しててごめんね…。
私が中高生の頃から亀梨くんってすごく人気があってバリバリ仕事してたので、なんかものすごく年上の男の人ってイメージがあったんですが、実際2,3歳しか違わないことに最近気づいてビックリしました。私がちゃんぽらんしてた中高生の頃にも、あんまり歳の変わらない亀梨くんはしっかりプロとしてお仕事してたんだなぁ…。本当に尊敬する。
+
KAT-TUN嫌いだったKAT-TUN世代がKAT-TUNに落ちた話の一連の流れはこんな感じです。こうして振り返って見ると一年ぐらいかけてじわじわと外堀を埋められて落ちたのだな、って感じですね…。色々KAT-TUNのこととかKAT-TUNの魅力を教えてくれたツイッターのフォロワーさんたちが居なかったらきっとKAT-TUNとは全く接点のないまま人生を終えただろうと思うので教えてくれた先輩方には感謝しかないです。おかげ様で楽しいです。
そんな私がカウコン後にツイッターでKAT-TUNについて騒いでたら、KAT-TUNに全然興味なかったフォロワーさんをすごいスピードでKAT-TUNにすっ転ばせてしまったお話はこちら。
初めてKAT-TUNコンDVDを観た話(と、そこに至る経緯) - 2~3次元ログ
人が落ちていく様を見るのは楽しいな~!けど私もこんな感じで見守られていたんだろうな!
カウコンに行ってからというもの私もKAT-TUN熱が加速する一方で、KAT-TUNがゲスト出演するテレビ番組見まくったり過去の初回限定盤CDやらコンサート円盤やらを買いあさって見まくる日々を送っています。
今のところ人として一番尊敬しているのは亀梨くん、ルックスとソロの演出が一番好きなのは上田くん、ダンスなどのライブパフォーマンスが一番好きなのは田口くん、クリスタルハイトーンボイスな歌とキャラクターが一番好きなのは中丸さん、って感じでしょうか。
みんながみんな本当に好きだから担当が決まらないよ~!とりあえず箱推しで!